2017年01月22日
短編小説SEARCHIN` FOR THE PLANET」第2話 Through the Space
1/20発売のJAZZ JapanにTOPICSコーナーにてROOM56大きく取り上げていただいてます!そう、壮大なスペースオペラなのです!JAZZ Japan様、ありがとうございます。
さてお待たせしましたどんどん行きますよ、短編小説「SEARCHIN` FOR THE PLANET」第二話です。
SEACHIN` FOR THE PLANET
「Track2 Through the Space」
「大気圏を抜けました。軌道が安定しました。とりあえずまあ離陸は成功だとおもいます」
クルー1の若手で主任操縦士のコーヘーがイマドキ風の口調で告げた。さっきまでいた地球がもうあんなに遠くに。
眼下に広がる景色を見ながら次地球を見るのはいつになるだろうか、その時は果たして来るのだろうか
まだ旅立ったばかりなのに感慨がタケゴロウの頭をよぎったが考える間も無く、男たちは次のミッションに移らねばならない。
コーヘー「これより亜光速モードに入っちゃっていいすか?みんな訓練してるので大丈夫だとは思うけどまれに精神、肉体に変化が出る場合があります。」
タク「おっけい、いまベストなコースを計算するからちょいお待ちを……」
NASAから海外勤務も長かったタクの指先が凄まじい勢いでタッチパネル上を動き回り、あっという間に
答えをはじき出した。
タク「よっしゃでた、あきらくんこれでお願い」
アキラ「あいよー、亜光速モード、入ります」
宇宙船は亜光速という前人未到のスピードに向けてどんどんギアを深めていく
火星、木星、土星、馴染みのある地球の兄弟たちをはるか後方に置き去りにして、男たちを乗せた宇宙船は加速度的にスピードを上げる。
無数の星たちが皆流れ星のようにキラキラして見えるのはこのスピードのせいか
まるでこの広い銀河中の星全てが自分たちめがけて飛び込んでくるような錯覚
それはまるでどんなドラッグをキメてハイになってる感覚をも凌駕するような一種の覚醒状態だった
人類が誰も到達したことのない領域へ今俺たちは踏み込んでいる…….
だれも俺たちを止められれないぜ
気がつくと男たちは大声で歌っていた
「イエーイ俺たち栄えある地球代表!!」
「オレ、ミカタ、テキジャナイ、コワガラナイ」
「星から星へ、銀河から銀河へ、ただ宇宙旅行をしているだけだよーーん」
自分たちでも何を言ってるのかわけがわからなかったがそんなことはどうでもいい
深夜のハイウェイを猛スピードでドライブするようにハイな男たちを乗せた船は宇宙空間の彼方へと突き進んでいくのだった…………
*この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ROOM56「SEARCHIN` FOR THE PLANET」好評発売中!◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
TOWER RECORDS
http://tower.jp/item/4376500/SEARCHIN%27-fOR-THE-PLANET
amazon
https://www.amazon.co.jp/SEARCHIN-PLANET-ROOM56/dp/B01M6WVAL7
さてお待たせしましたどんどん行きますよ、短編小説「SEARCHIN` FOR THE PLANET」第二話です。
SEACHIN` FOR THE PLANET
「Track2 Through the Space」
「大気圏を抜けました。軌道が安定しました。とりあえずまあ離陸は成功だとおもいます」
クルー1の若手で主任操縦士のコーヘーがイマドキ風の口調で告げた。さっきまでいた地球がもうあんなに遠くに。
眼下に広がる景色を見ながら次地球を見るのはいつになるだろうか、その時は果たして来るのだろうか
まだ旅立ったばかりなのに感慨がタケゴロウの頭をよぎったが考える間も無く、男たちは次のミッションに移らねばならない。
コーヘー「これより亜光速モードに入っちゃっていいすか?みんな訓練してるので大丈夫だとは思うけどまれに精神、肉体に変化が出る場合があります。」
タク「おっけい、いまベストなコースを計算するからちょいお待ちを……」
NASAから海外勤務も長かったタクの指先が凄まじい勢いでタッチパネル上を動き回り、あっという間に
答えをはじき出した。
タク「よっしゃでた、あきらくんこれでお願い」
アキラ「あいよー、亜光速モード、入ります」
宇宙船は亜光速という前人未到のスピードに向けてどんどんギアを深めていく
火星、木星、土星、馴染みのある地球の兄弟たちをはるか後方に置き去りにして、男たちを乗せた宇宙船は加速度的にスピードを上げる。
無数の星たちが皆流れ星のようにキラキラして見えるのはこのスピードのせいか
まるでこの広い銀河中の星全てが自分たちめがけて飛び込んでくるような錯覚
それはまるでどんなドラッグをキメてハイになってる感覚をも凌駕するような一種の覚醒状態だった
人類が誰も到達したことのない領域へ今俺たちは踏み込んでいる…….
だれも俺たちを止められれないぜ
気がつくと男たちは大声で歌っていた
「イエーイ俺たち栄えある地球代表!!」
「オレ、ミカタ、テキジャナイ、コワガラナイ」
「星から星へ、銀河から銀河へ、ただ宇宙旅行をしているだけだよーーん」
自分たちでも何を言ってるのかわけがわからなかったがそんなことはどうでもいい
深夜のハイウェイを猛スピードでドライブするようにハイな男たちを乗せた船は宇宙空間の彼方へと突き進んでいくのだった…………
*この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
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takegorou at 11:36│Comments(0)│clip!